複合機をリプレースする [日記、雑感]
当然ながら,事務機もまたれっきとした商売道具だ。
ここで恥を忍んで書くと,6年前に新調したブラザーのインクジェット複合機は紙の送り機構が不調でしばらくずっとファクシミリの受信が出来ずにいた。
メールの普及によって使用頻度が下がりつつあるとは言ってもまだまだファクシミリが不要になるわけではないし,この先なくなることもない。そういう中で受信が出来ないまま数ヶ月も放置していたわけで、当然ながら商売に影響がでないわけはなく,こういうところに俺のずぼらさ加減と言うか,至らない人間性は良く現れている。
考えてみると,これ迄使っていたブラザー工業の複合機は購入した個体に何か不具合があり,無償で交換してもらったものだ。
関連記事名:太っ腹なブラザー工業に感謝
記事URL:http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/2008-05-12
自分の書いた記事を読み返す習慣はないのだが,今読み返してみると6年前は自分の商売のどん底の時期で,冗談抜きに廃業とか自己破産のことが日々意識をよぎる毎日でのことだったのだなあとその頃のことが妙に懐かしい。
6年経って今の俺はどうにかこうにかこれ迄を食いつなぎはしてきたものの,今月などは積み残しの仕事が溜まってあちこちから総スカンを食っている。6年前がそうだったように既に俺から離れつつある得意先もきっとあり,それはこの先表面化してくるだろう。
してみると俺の商売の低迷期には事務機器の類いが不調であるという,これは一種,周期性とも法則性とも言えるものがありはしないか。
それはさておき,目下のところ俺は自分の商売を廃業するつもりは毛頭ないのでファクシミリが使えないまま仕事を続けるわけにはいかないし、続けられるわけもない。
キャノンという会社は俺の同級生の職場であり,その内情をあれこれ聞いたりその他色々な伝聞からして大して印象のいい企業ではない。仕事とは全く関係がないが俺個人の趣味で,若い頃にはカメラのことで裏切られもしたので尚更だ。
今回俺はネット通販で買うよりも割高ではあることを承知の上で,安物のレーザー複合機を地元の家電店で購入した。特にメーカーにこだわりはないが,家電店での金額提示はキャノンの方が安かったからたまたまそうした。
これ迄俺はこのブログで、飲食店のナショナルチェーンについてそれは地方を疲弊させ、厨房屋の人材を無意味に消耗させる大きな原因の一つであるとしばしば非難してきた。
目先の金のことだけを追いかければ、全国を網羅する大資本が全てをかっさらっていく結果は見えているのだが,何かしらそういう傾向に抗いたい気持ちが俺にはある。できるだけ地元を使おうという姿勢と言い換えることもできるか。
実は俺が自分の生業のことで困窮していた時期に俺を見捨てていった得意先の過半数は地元の人々だ。殆どの場合に於いて,基盤の小さな人達程大きなものにすがりついて同化したくなる,小さな者同士で連携を拡げていこうという考えにはなれない。これは俺が会社員を辞めて以来10年間の間に学んだ人間観で,恐らくこの先揺らぐことがない。
地方を疲弊させる大資本のチェーン店を非難する一方で自分の商売道具を買い込む時にはAmazon.co.jpでは矛盾もいいところで,全ての買い物をこういう風には出来ないが、今回俺は小額ながら地方で生きている人間としての筋は通したつもりになっている。
ところで,俺の自宅兼事務所では現在,ブラザーのモノクロレーザープリンターが一台稼働中だ。
既にレーザープリンターが一台あるのだから何もわざわざ機能が重複する複合機を買うこともないのかもしれないが,今日日,感熱紙を使ったファクシミリの専用機を使うくらいなら長期のランニングコストを考えた場合,安物の複合機の方がまだ幾らか経済的な気がするし、いずれレーザープリンターがいかれたら今回の複合機にプリンターとして働いてもらうことになるので決して無駄な機能重複だとは考えていない。
問題なのは俺の仕事用のパソコンもまたかなりの中古で,複合機のプリンタードライバーは俺のMacbookのOSをサポートしていない。
そういえば仕事用のパソコンもそろそろ古さが目立つ。
ここで恥を忍んで書くと,6年前に新調したブラザーのインクジェット複合機は紙の送り機構が不調でしばらくずっとファクシミリの受信が出来ずにいた。
メールの普及によって使用頻度が下がりつつあるとは言ってもまだまだファクシミリが不要になるわけではないし,この先なくなることもない。そういう中で受信が出来ないまま数ヶ月も放置していたわけで、当然ながら商売に影響がでないわけはなく,こういうところに俺のずぼらさ加減と言うか,至らない人間性は良く現れている。
考えてみると,これ迄使っていたブラザー工業の複合機は購入した個体に何か不具合があり,無償で交換してもらったものだ。
関連記事名:太っ腹なブラザー工業に感謝
記事URL:http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/2008-05-12
自分の書いた記事を読み返す習慣はないのだが,今読み返してみると6年前は自分の商売のどん底の時期で,冗談抜きに廃業とか自己破産のことが日々意識をよぎる毎日でのことだったのだなあとその頃のことが妙に懐かしい。
6年経って今の俺はどうにかこうにかこれ迄を食いつなぎはしてきたものの,今月などは積み残しの仕事が溜まってあちこちから総スカンを食っている。6年前がそうだったように既に俺から離れつつある得意先もきっとあり,それはこの先表面化してくるだろう。
してみると俺の商売の低迷期には事務機器の類いが不調であるという,これは一種,周期性とも法則性とも言えるものがありはしないか。
それはさておき,目下のところ俺は自分の商売を廃業するつもりは毛頭ないのでファクシミリが使えないまま仕事を続けるわけにはいかないし、続けられるわけもない。
キヤノン A4モノクロレーザー複合機 Satera MF216n 9540B046
- 出版社/メーカー: キヤノン
- メディア: Personal Computers
キャノンという会社は俺の同級生の職場であり,その内情をあれこれ聞いたりその他色々な伝聞からして大して印象のいい企業ではない。仕事とは全く関係がないが俺個人の趣味で,若い頃にはカメラのことで裏切られもしたので尚更だ。
今回俺はネット通販で買うよりも割高ではあることを承知の上で,安物のレーザー複合機を地元の家電店で購入した。特にメーカーにこだわりはないが,家電店での金額提示はキャノンの方が安かったからたまたまそうした。
これ迄俺はこのブログで、飲食店のナショナルチェーンについてそれは地方を疲弊させ、厨房屋の人材を無意味に消耗させる大きな原因の一つであるとしばしば非難してきた。
目先の金のことだけを追いかければ、全国を網羅する大資本が全てをかっさらっていく結果は見えているのだが,何かしらそういう傾向に抗いたい気持ちが俺にはある。できるだけ地元を使おうという姿勢と言い換えることもできるか。
実は俺が自分の生業のことで困窮していた時期に俺を見捨てていった得意先の過半数は地元の人々だ。殆どの場合に於いて,基盤の小さな人達程大きなものにすがりついて同化したくなる,小さな者同士で連携を拡げていこうという考えにはなれない。これは俺が会社員を辞めて以来10年間の間に学んだ人間観で,恐らくこの先揺らぐことがない。
地方を疲弊させる大資本のチェーン店を非難する一方で自分の商売道具を買い込む時にはAmazon.co.jpでは矛盾もいいところで,全ての買い物をこういう風には出来ないが、今回俺は小額ながら地方で生きている人間としての筋は通したつもりになっている。
ところで,俺の自宅兼事務所では現在,ブラザーのモノクロレーザープリンターが一台稼働中だ。
ブラザー工業 A4モノクロレーザープリンター JUSTIO 26PPM/両面印刷 HL-2240D
- 出版社/メーカー: VSH
- メディア:
既にレーザープリンターが一台あるのだから何もわざわざ機能が重複する複合機を買うこともないのかもしれないが,今日日,感熱紙を使ったファクシミリの専用機を使うくらいなら長期のランニングコストを考えた場合,安物の複合機の方がまだ幾らか経済的な気がするし、いずれレーザープリンターがいかれたら今回の複合機にプリンターとして働いてもらうことになるので決して無駄な機能重複だとは考えていない。
問題なのは俺の仕事用のパソコンもまたかなりの中古で,複合機のプリンタードライバーは俺のMacbookのOSをサポートしていない。
そういえば仕事用のパソコンもそろそろ古さが目立つ。
2014-12-17 10:04
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