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ペン型テスターの使い勝手とアナログテスターの復権 [含蓄まがいの無用な知識]

 ペン型テスター KEW1030を使い始めてからおよそ一ヶ月近く経つので使用感のようなことを少し書き留めておきたい。

kew1030.jpg


 ペン型ということは上の画像のような姿をしているわけだ。本体があってリード線が二本伸びている型式の場合,使用中にリード線が伸び切って本体がドテッと倒れて表示が見えなくなるとか,三和あたりの安物だと本体が倒れた瞬間,伸び切ったリード線が切れて使えなくなるとかのアクシデントがある。

 使い続けていた共立のキューメイト2001(目下修理中)とは色々な意味で使い勝手が違うのは予め覚悟していたがいざ現実に使い始めてみると予想以上に違和感が強い。
(1)本体がテスターリードでもある,ということは何ともでっかいテスターリードでもあるわけだ。狭い場所,入り組んだ場所ではちょっと不便か。
(2)当然だが,ペンタイプのテスターは本体を右手に持つことを前提としている。測りながら値を読み取りたい時,左手に本体を持つと表示は逆さまになる。

 色々な意味で慣れを要するな,というのが目下の粗い結論である。明らかなメリットとしては棒状のスリムな外形なので収納性が良い。というところか。

 俺としては使い勝手優先で行きたいので代用品として買い込んだ安物のアナログテスターが復活して修理品が出来上がるまでの代打を務めることになった。
2006111014564515720.jpg

画像は本文とは関係ありません。


抵抗レンジで電圧を測らないこと,という鉄則を守りさえすれば大変使い勝手が良い。俺の修理屋としての大部分はこの型式でお仕事をしてきたのだから当然ではあるが。身体に馴染んだ道具というのは重要なことだとあらためて実感する次第。
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くるみ

ペン型テスターも使う場所の頻度によってはとても画期的で便利なお道具なのでしょうね。やはり使い慣れた物…私としましても便利な調理器具が出てきてますが、使い慣れた古風なのが安心します(^-^)b 新しい新参物(者)は信用ならないとゆう古い人間ではありますが(^^; GW、こちらは雨模様ですが そちらのフィールドはいかがですか?飲食店は雨に泣かされますが関係ありますか? 急な呼び出しが無い事をお祈りいたしますm(__)m
by くるみ (2012-05-04 16:29) 

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