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シルバーウィークの一場面で思い出した事(1) [日記、雑感]

 本日は敬老の日につき業務はお休みだ。
仕事は減って来ているし元来勤労意欲が旺盛なわけでもないのでゴロゴロし続けて二日目となった。(先週土曜日は珍しくかけずり回っていたがこれは例外)

 休日の習慣としてブックオフを覗く事にしている。俺のような貧乏人の暇つぶしとしてはありがちな休日の過ごし方と言えそうだ。
俺の在住地にあるブックオフは,隣接した敷地に某地元食品スーパーのCKがある。ブックオフの駐車場に車を停めてテクテク歩いているとCKの一角に見覚えのある車が停まっており,見覚えのある人物が作業衣に軍手姿で立ち働いていた。件の食品スーパーはその人物のお得意さんなのだ。

 その人物は俺の同業者で,以前俺が働いていた事のある会社での上司だった。現在は俺と同様の身の上だが彼は元々設計施工畑の人間であって修繕は付け焼き刃程度のレベルである。

 今日,そのCKは格段工事をしているようではなかったので大方何か,障害があって休日ではあるが修理に呼ばれたのだろう。放棄とちりとりを携えて歩き回るその姿を横目に見ながら俺は過去,彼との関係を巡るあれやこれやの出来事をざらざらっとおさらいしていた。それは過去,20年以上にもわたる紆余曲折の連続なのでその一つ一つをここで取りまとめる事は出来ない。

 ただ,休日に何かしら仕事をする,その事については何かしらささくれ立った記憶に根ざした強い感情が腹の中に湧いてきたのだ。

 件の元上司はよく働く社員だった。俺よりも8歳くらい年齢は上だが今でも俺以上に働き者だ。だがある意味,この勤勉さは俺がその会社を見限って転職する根本的な原因となったと今は整理づけている。
 その人物は常日頃から自分は無趣味であり,仕事が趣味である事を公言していた。俺は内心そういう姿勢を軽蔑していた事をここで改めて書いておく。
 職場の業績は悪くなかった。悪くはなかったが俺にはどこか不満があった。何故ならその上司であった男は当然のようにしばしば部下たちを休日の無賃労働に駆り出していたからだ。

 業績が上がっていようがいまいが,無賃労働などあっていいわけがない。一文の得にもならない自己満足みたいな営為に他人を引きずり込んで良いわけなどない。唯我独尊のカリスマ社長が信者みたいに慕ってくる部下を双方納得ずくでこき使うのならいざ知らずそれが所詮,月給取りの労働者でしかない上役ならば尚更だ。(この項続く)
タグ:休日出勤
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