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ドライバーを入れ替える [便利そうな商売道具]

 最近,ドライバーの類いをPBの製品に替えた。
俺の修理屋稼業も気づいてみれば20数年が経った。そろそろそういう道具を持ってもいいのじゃないかと自己満足風に思い込むようになった。

 俺の住んでいる田舎町では店頭で買えるものではない。現物を見もしないで一本三千円以上もするドライバーを何本も買い込むのは貧乏稼業としては迷うところだがたまたま瞬間風速で小金が手元にあったので注文した。
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 所詮道具なのだから使ってなんぼであって、磨いて飾っていたのでは買った意味がない。グリップが油でベタベタになるのも構わずにガンガン使いまくっているが,何でもビットの精度は1/100mmオーダーの誤差で製作されているのだそうで,さすがに錆び付いたビスを緩めるときにトンカチでバンバンひっぱたくのは少々忍びない。これは貧乏稼業の本音である。

 使用感は文句なしに素晴らしい。自分の修理の腕が少し上がったような錯覚を抱くほどだ。固いビスを回す時の力の入れ易さと緩いビスの早回しのし易さが両立するのは珍しいし、何と言っても重量のバランスが良いので長時間使用していても疲れない。

 実はかれこれ20年くらい,PBは気になり続けていたツールメーカーだったのだがある事が理由で手を出さずにいた。そのうち気が向いたらPBを知るに至った経緯など書き留めておこうと思う。
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くるみ

お道具を気に入った物を揃えるのは素敵な事と思います。以前の時計とは異なると思いますが頑張ってきたご褒美にあたいしますね(^-^)b職種は全く異なりますが私もお道具?を買い揃えております。それに見合う実力はありませんが、私の場合はだからこそお道具に頼らなくてはf(^^;

by くるみ (2011-09-22 00:28) 

63H

既に持っていたらすみません。
エンジニアのねじザウルスも錆付いたり、
ねじ山がなめてしまったねじを緩めるときに便利ですよ~
by 63H (2011-09-23 08:53) 

HarryTuttle

くるみ様 いつもコメント有り難うございます。
思い出してみると、今年6月に手首の筋を痛めた事は一つの転機だったと思います。

 握力とかリストワークになるべく負担のかからないようなお仕事の仕方を模索するという意味で,「災い転じて福と成す」なのかもしれません。
 福にあやかる事ができたという実感は全くありませんが,ひとまずこの仕事を続けていく隙間は見出せたわけで,それをもって良しとしています。
by HarryTuttle (2011-09-23 11:15) 

HarryTuttle

63H様,コメント有り難うございます。
 ネジザウルスは現在2本目を使用中です。私の場合はなめたビスより錆びたビス用に使う事が多いです。
 便利な道具ですがジョー先端のギザギザが錆の粉で埋まるとご利益がなくなるので結構まめに掃除しています。それから一般の(私の場合はKTC)スリップジョイントプライヤーに比べてジョーのギザギザは摩耗が早いような気がしています。
 ドライバーをPBに替えてからはビスへの食いつきが格段に上がったのでちょっと出番が減りました。

いや,何か楽しいですね,こういうやり取りは。
by HarryTuttle (2011-09-23 11:29) 

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