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アップルという会社は [日記、雑感]

以前書いた関連記事 http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/2011-07-04

 普段仕事で使っているノートパソコンのバッテリーが変形してしまい、代わりのバッテリーを購入した。代金は代引き手数料を含めて大体¥16000也。
 届いた新しいバッテリーと二つ並べてみた。
07180002.JPG
 左が破損品である。購入後3年でこの有様だ。
内側に収まるアルミ製と思しきカバーはのり付けされており,内部に収まるバッテリーが熱で変形したので内側から押されてはがれてきたものらしい。

パソコンなどというものは元々耐久性のことなどこれっぽっちも配慮していないのが当たり前の業界ではあるがそれにしても,新しく買ったバッテリーはこの先どれくらいまともに使えるのかが少々心配ではある。
 届いた新品と破損品を見比べてあることに気づいた。(画像は90°回転されてます)
07180001.JPG

 下側の破損品と見比べると,内側に収まるアルミのカバーがのり付けではなくビスどめされている。きっと俺と同じようなことが方々で起こったので対策を施した結果なのだろう。
 内部で起こる変形によって生じた応力に対してこの貧弱なビスが剪断されることはないのだろうかとここで俺は商売柄余計なことを考えるが、仮にこの先3年とすればその頃はまた次のコンピューターを買い込んでいるだろうからそれはまあいい。
 なんだか腑に落ちないのはアップルという会社はこの程度のことも予見できないのかということと、加えてこういう出来事を有償扱いでしれっとしてパーツの販売に結びつけるのかというその姿勢だ。バッテリー自体は問題なしに充放電するのだから普通に考えたらこれはクレーム扱いで無償ではないのか。

と,ここまで書いてこんな記事を見つけた。
バッテリー交換に応じてもらえない件
https://discussionsjapan.apple.com/thread/10087082?start=0&tstart=0

 アップルのハードウェアは出来が悪いと俺は思い続けていたが,Windows95が登場してPCが爆発的に普及して以来こちら陣営の粗製濫造ぶりが猛烈なレベルダウンをもたらしたせいで相対的に出来は良くなってきたと見ている。
 ハードウェアのサポートもPCに比べればまだ親切な方で、俺が最初に買ったiBook G3 700MHzは購入後四年目でロジックボードがイカれたが対策の対象だったせいだろうか五千円で交換してもらえた。

 是々非々というか使用者の都合で製造元の印象も良かったり悪かったりするのは仕方ないが、俺の棲息する業界に照らし合わせてみて色々なことを考えさせられる出来事ではある。07180002.JPG
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くるみ

様々なお道具と共にパソコンも大切な右腕なのですね。確かに飲食店等もネットを媒体に宣伝したり、売上集計したり。あらゆる職業で欠かせない物ですね。ただネットで言えばクチコミは怖いものあります(+_+)
by くるみ (2011-07-20 01:34) 

HarryTuttle

くるみ様,いつもコメント有り難うございます。
元々デスクワークは苦手ですが,事務員を雇うお金も事業規模もないのでパソコンに依存する面があるのです。

開業以来,こうしてネットを通じてこのマイナーな商売の内情を伝えようとしてはいますが現実にはなかなか理解は得られず、少々歯がゆくはあります。私のような商売は現場に乗り込んで動かしてなんぼなので、文字や画像だけでは伝わりきらないものがあるのは仕方がないと思っています。もっとも私などはそれほど大した技術屋でもないのですが。
by HarryTuttle (2011-07-28 16:02) 

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