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不条理を感じるとき [困った業者]

 前回のエントリーhttp://blog.so-net.ne.jp/tuttle/archive/20070426の続き。

 私用のパソコンeMacは本日入院となる。戻ってくるのはおそらく連休明けだろうから少々退屈な日々が続く。

運営体制上やはりそうなるのだろうとは思うが、今回は持ち込み修理となる。回収して貰うと費用発生があるとのことだ。当然の話だ。

 日頃仕事をしていて出張費の請求に文句をたれるお客さんのことを少し考えた。私はあるときから「出張費の請求に納得がいかないのなら次回からは機械を外して俺のところに持ってこい。床固定のアンカーボルトを外して、配電箱のケーブルを外して、配管の接続を全部外して、トラックに積んで、俺の作業場まで持ってこい。修繕が終わったら『終わったぞー』と電話するから、作業場まで取りに来て、トラックに乗せて持ち帰って、接続工事を全部やり直してあんたが自分で試運転をやれ。それだったら私は出張費の請求はしないよ」と言うようになった。我ながらこれはなかなか効き目があると思っている。

 貧乏自営業は経費節減のため、せっせと体を動かしてパソコンを箱に詰めて持ち込み修理へと赴くのである。
アップルケアに加入しておいて良かったとか、箱を投げずにとっておいて良かったとか、自分にも多少の慎重さがあったことに気付く。

 ところで現在、午前10時50分だ。サービスセンターは11時30分までに持ってこいとのことだった。私が修理屋として日頃走り回っているときには客に「何時に来られるのか」と迫られるのに、パソコンの修理品となると持ち主が持ち込みでしかも修理屋に「何時までに持ってこい」と言われるのは何か凄く人生の理不尽さを感じる。

 俺も一度お客さんから修理の依頼があったら「あーそうですか、それじゃあと一時間以内に僕の作業場まで持ってきてください」なんて言ってみたいものだが、そういう場面は間違いなくこの先一生ない。


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