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FACOMのバックパックが届く [便利そうな商売道具]

先月記事にしたFACOMのバックパックが今日届いた。
先月の発注から待つこと約一ヶ月,はるばるイギリスからの送付である。
はじめに感想を書いておこう。待っただけの甲斐はあった。BST14を買って手に取ったときの驚きや感嘆が蘇って来た。
bst14_01.jpg

 ここで買うと安い。いいバッグがない,とお悩みの諸兄は是非。
http://jp.rs-online.com/web/p/tool-bags/6698218/

 年が明けてから数度,仕事の上ではタラップを登って屋上に設置された冷凍機を修理する場面や手持ちのツールバッグには収まりきらない道具類を運搬する場面があり,俺は便宜的に身の回りにあるアウトドア用のバックパックを使っていた。
 手提げ式のツールバッグでは両手が使えないし,安全帯にくくりつけたツールホルダーでは持てる数がごく限られる。アウトドア用のバックパックはと言うと元々の用途が違っており,工具類が中で動き回ることで生地を内側から散々引っかくので傷みが激しく,場合によっては突き破って穴を明けたりする心配がある。
 メインで使うかサブで使うかは持ち主のお仕事のスタイル次第だが,俺の場合は高所での作業用とか長い距離を徒歩で移動する場合のサブバッグとしての必要に迫られていたので、この一ヶ月は首を長くして到着を待っていたのが実相だ。

 それで届いたブツだが,ダンボール箱を運送屋から受け取った時にその重量にかなりの違和感があった。バックパックにしてはやけに重いのだ。何か注文してもいない別のものが一緒に入っているのではないかと思える位重かったのだが箱を開けてみるとそうではなく,注文したバックパックだけが押し込められている。
 箱から商品を取出してみてそれが非常にゴワゴワした生地で出来ており,ボトムの部分はアウトドア用のバックパックとは異なって樹脂成形のがっちりしたものであることで疑問が解けた。
 A1GlvYZLVKL._SL1500_.jpg

 この商品は「ツールのホルダーの機能を持たせたバックパック』ではなくて「バックパックの形をしたツールバッグ」なのだ。ボトムの材質や生地の厚みはFACOMのツールバッグと全く同じで分厚いし縫製もがっちりしている。これに伴って各ファスナーも一般的なバックパックとは全く別物の太い(?)もので、ご丁寧なことに金属製やプラスチック製のツールボックス同様,盗難防止のためにファスナーには南京錠がかかるようにさえなっている。
 背負った時に背中に当たる面に入っているクッションは意外と薄いがそのかわり二重に縫製された生地の間には恐らく何か樹脂製と思われるが板状の芯材が入っており,工具の角が背中に当たることを想定した仕様になっている。そういった具合に全てのマテリアルがハンドツールという金属の塊を押し込むことを前提に構成されていくとこの重量にならざるを得ないということなのだろう。
 トップについている手提げ用の持ち手はこれまた樹脂成形のごついもので,先月なくした安物のツールバッグが使用後2ヶ月程度で持ち手が破れて中のプラスチック芯が飛び出てきたのとは大違い。
 おろし立て当初の感触としてはとにかくゴワゴワしていて硬い。

 内部は至る所道具を差し込むホルダーだらけだ。以前のせた画像をもう一度示す。
news_9_facom_1.jpg

51KWojG44fL._SY355_.jpg


 画像では見えないが,ご丁寧なことにウェストベルトに引っかけるスケールなど用のホルダーまでついている。ショルダーベルトやウェストベルトにもこれでもかというくらい小さいポケットが造作されているのは縦長のプロポーションのせいもあるのだろうが小さいものがバッグの底に沈んで取出す手間が面倒臭いことを予め配慮しているのだろう。

 近いうちにある某国営宿泊施設での冷凍機修理に於いて初の実戦投入となるが、そこでの使用感もいずれ記事にしてみたいと思っている。ツールバッグとして最初の一個とは言い難いが作業場所までの徒歩での移動距離が長いとか,移動経路の中に両手を使わなければならない場面がある方は検討に値するアイテムだと思う。
購入はこちら
http://jp.rs-online.com/web/p/tool-bags/7877504/

 以前のモデルが日本国内では4万円以上もしたことを思えば決して高くはない,はずだ。

 ここまで書いて思い出したが,FACOMの拠点であるフランスという国はクライマーの大定番バックパックであるMILLET(ミレー)を生み出した国でもある。
 
[ミレー] Millet MARCHE 20

[ミレー] Millet MARCHE 20

  • 出版社/メーカー: Millet(ミレー)
  • メディア: ウェア&シューズ



俺が学生の頃,山登りのためにせっせとバイトに精を出して買い込んだミレーのザックはその重量バランスと優れた収納性や耐水性など明らかに他メーカーとは一線を画する図抜けた存在で,30年近くたった今でも手放せないのだが,今回のお買い物といい,何か文化の深さと言うか凄みを感じる。物真似ではなくオリジンを生み出す英知がここにはある。
 そんなわけでどこにも類似品のないバックパックをいじくり回し,あれこれ道具を詰め込んでみては背負いをやっているうちに本日の俺は家から一歩も出ることなく一日を終えた。よって本日,俺の稼ぎはゼロである。さあ明日からはがめつく稼がなくては。
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コメント 3

くるみ

人との出会いもそうですが、お道具や物との出会いも ある意味で運命的ですね(^o^ゞきっと素敵な相棒になりますね。重さはネックにはなりませんか?私は物を沢山持ち歩く癖がありますが、バッグ本体自体が重くて悩み所です(>_<)。日々、腕に筋肉付いてる気がします(笑) リュックは便利ですね。…私の場合はやはり物を詰め過ぎて肩がこりますm(__)m
by くるみ (2014-01-16 07:05) 

HarryTuttle

くるみ様,いつもコメント有り難うございます。
 鞄というのは不思議なもので,必ずその容積を目一杯使い切ってモノを詰め込む成り行きになっていくと思っています。
 そして,モノが一杯詰まった鞄の重さに嫌気がさしてある時,別の鞄を買い込んでモノを移し替える。しかしそれらの鞄もやがてモノでいっぱいになり・・・こうして鞄というのはどんどん身の回りで増殖していくもののように思えます。
by HarryTuttle (2014-01-31 12:24) 

くるみ

お財布も大きさに合わせ中身が増えると良いのに…増えるのはレシートと、大して使わないポイントカードです┐('~`;)┌(笑)。
by くるみ (2014-02-01 10:10) 

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