SSブログ

債務名義はどうなるか [同級生の再起にまつわる話]

 既に大勢に於いては決着がついた話であり、このカテゴリーの主人公である守内巧君もはっきり言って人生詰んだに等しい。
IMGP1228.jpg

 税金も年金も払わず、他人との相互扶助関係も持たずにひたすらさぼれるところはさぼり、横取りと詐取を繰り返して利己的に生きる人物がひとたび障害を負い、ある共同体から糾弾されるとどういう人生模様が待ち受けているかをこの歳になって目の当たりにするのはある意味いい反面教師であり、俺のような者はそこから何をしてはいけないのかを学ぶ事になった。

 カテゴリー全般を読み返してみると、お人好しがどのようにして騙され、利用されてそこから復讐心を育んでいくかのドキュメントと見えなくもないのではないだろうか。但し、大してドラマチックなものではない。
 このカテゴリー:http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302343518-1

 守内巧は先月末頃、債務整理のため弁護士に委任を行ったので現在この男と直接交渉する事はない。これは全ての債権者について言える状況でもある。
 性根の根本から愚劣な人物というのはそういう状況をどこまでも狡猾に利用する事に何ら痛痒を覚えないものらしく、先月末時点で俺への送金は途絶えた。俺の債権は約8万円程度を残しているという事だ。
 
 同時にこれは送金の遅滞が2回発生した事になるわけだが、調停調書によれば守内巧はこれで期限の利益を喪失し、俺はこの事実を裁判所に申し立てる事により仮執行権を得る事が可能となる。
 しかし債務の整理に関しては既に弁護士が受任の手続きを済ませている。先月末時点では裁判所に対して弁護士からの何らかの通告はなかった模様だが、俺の仮執行権は効力を持つのかどうかは俺に知識がないので現時点では良くわからない。

 債権者の中には俺と同じく裁判所に調停の申し立てを行い、支払時期を延ばされるだけ延ばされて一回の送金しか行われなかったところで債務整理の委任を行われた方もいると聞く。
 更に気の毒なのは守内巧の罰金50万円を納付するために金を立て替えた方々で、金を貸して一ヶ月も経たないうちに弁護士から債務整理受任の通知が届くのだからこれはもう、取り込み詐欺に引っかかったようなものだ。

 守内巧はこうして困惑する債権者を尻目に、現在のうのうと療養中である。

 俺個人の過去の経験から察するに、こういうケースに於いて弁護士が進める方向性は自己破産手続きである。任意整理では殆どの債権者が納得せずに交渉が難航するだろうし民事再生では完済の実行能力に疑問がありすぎるからだ。
 俺はかねがね、弁護士という稼業はこの世で最もダーティな職業のうちの一つだと思い続けてきたが今回あらためてそう思う。世間一般の相場として,弁護士に自己破産手続の依頼をするとその料金は30万かららしい。法律相談は税別五千円,着手金は税別10万円から。
 会社を倒産させたり自己破産するにもカネが要るということだ。
そして守内巧のような男は,これまで自分がさんざっぱら利用し,だまくらかしてきた方々には幾ら不義理を働いて合法的に借金を踏み倒すのは平気の平左でもこういう時に弁護士を利用するだけのカネはどこかに隠し持っていたということなのか。弁護士は弁護士で,こういう奴であってもカネ次第で幾らでも防護壁となる。取り込み詐欺の刑事犯となってもおかしくないような奴を,だ。

 風聞によると,守内巧は就職活動の最中だと言う。 
日払いで月給16万以上というのが彼の条件らしい。左半身に障害があり,自動車の運転は出来ず(欠格二年間),前科二犯であり,数々の金銭トラブルを抱え込むこのクズを雇い入れる経営者とはどういう御仁であるか。俺は俺自身の債権の成り行きよりもむしろそちらの方に興味が出てきたりもする今日この頃w
nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 4

くるみ

確かにカテゴリーの題名からも 最初は応援してる方向でしたね。こんな流れになるなんて(;_;)。「反面教師として…」とゆうのは私も今まで そんな風にやっては行けない事を教えてくれた偉大な『先生』にたくさん出会ってきました(皮肉)(笑)。自分に学習能力が欠けている事にも気付きましたが…。 弁護士さんにそれだけ費用を払っても、精算するより安い位 膨大な借金があるのですね!? 就活でそんな希望を提示するとは、呆れるどころか、笑ってしまいました。すみませんf(^^;。
by くるみ (2013-10-05 05:46) 

HarryTuttle

 くるみ様、いつもコメント有り難うございます。
人間性に色々と問題はあるが、料理に賭ける情熱はあるようだから応援しようと確かに一時の私は思いましたがそれは裏切られたという事なのでしょう。つくづく愚かな話です。

 考えてみると、周囲の同業者からリスペクトを受ける職業人というのはかなりの割合で人格者でもありますね。その姿勢に冷徹さや厳しさはあっても決して悪意ではない。私はそこを読み間違えていた事になります。
by HarryTuttle (2013-10-05 11:03) 

石田裕明

守内巧君はその後どうなったのでしょうか?
by 石田裕明 (2014-02-21 20:20) 

HarryTuttle

石田裕明様 はじめまして。コメント有り難うございます。
 守内巧君の件について考える事は私の人生に於いて無益であるばかりか精神生活上大変有害なのでしばらく意識から閉め出していた事があります。

 しかし、それは泣き寝入りであり、これでは良くないのではないかとここ数日思い始めています。そのような情報が最近、耳に入りました。
 近く何らかのアクションを起こそうと私は考えており、拾遺集のような形で今後散発的に記事を作成する事を予定しています。物事はまだ、少なくとも私の中では決着していません。
 今後もよろしくお願いいたします。

by HarryTuttle (2014-03-09 02:05) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。