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年末年始の過ごし方を思案する [日記、雑感]

 元の勤務先は年末年始の休暇が9日にも及ぶのだそうだ。
 当然だがそのしわ寄せは協力会社に来る事になる。社員は帰省で現地を離れ,その現地で障害が起きて協力会社が出はる図式は珍しくない。
 日頃,いいとこ取りのお仕事があって手に余った喰いさしを協力会社にあてがっては頭を撥ねる図式に加えて休日のオンコールという日常生活の攪乱要素をこれまた協力会社に押し付けるというもう一つのご都合主義がここにはある。
 愉快な話ではないが当面,金のためなのだから仕方がないと割り切るしかない。いつまでもこんな風ではいけないとは常々考えているのだが。

 金といえば目下係争中の一件は,やはりいつも意識について回る。
カテゴリー,『同級生の再起にまつわる話』http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302343518-1
こんな方向に展開するとは当初思わなかった。この流れは俺の人間観の甘さを表している。数日前,複数の同級生と一日のうちに会い,この一件が話題に上がってそれぞれと長く話し込み,結果,現在の俺は色々と揺らいでいるのだが長くなるのでそれは別の記事にしたい。
 問題の輩については,俺はこれまでほぼ毎年,彼の年末の企画に付き合ってきたがこれから先もうそういう事はない。幾らなんでも俺はそこまでお人好しではない。

 その応報感情を一度,俺は対象化しておいても良いのではないかと考えている。
例年,俺の年末年始にかけての習慣の一つに読書に没頭するというのがある。まとまった余暇の時間が日頃は取れそうで実は取れないので長編の小説を精読するいい機会が年末年始なのだな。
 年にそう大して多くない機会なので,何を読もうかと思案するのが12月の上旬の習慣である。
今年はこれにしておく。

 
モンテ・クリスト伯 7冊美装ケースセット (岩波文庫)

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  • 作者: アレクサンドル デュマ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2007/12/18
  • メディア: 文庫



 昨日注文しておいたので週明け頃には届くはずだ。
子供の頃に要約版を読んで強い印象を受けた記憶はある。一度原典からの訳文を読んでみたいとはかねがね考えていたがこれまでなかなか手が出せずにいた。今回の出来事の件もあり,いい機会だろう。
 復讐の物語に自分を重ね合わそうとどこかでしているわけだ。
タグ:読書 年末
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コメント 4

くるみ

今までにも様々な本の紹介があり、読書が好きなのですね。ジャンルは違いますが、私も本が好きです。まとめて読む事はありませんが、寝る前の日課とゆうか、子守唄とゆうか(*^^*) 書籍は安心感、アドバイス、はたまた課題を与えてくれますよね!…年末年始、私の休みもどうなる事やら(^^;
by くるみ (2012-12-09 01:09) 

HarryTuttle

くるみ様,いつもコメント有り難うございます。
 近年,何となく気づいた事ですが,本を読む事の効能というのは『受け止める能力を高める』ことにあるのではないかと思います。
 小説を読む時間も機会も若い頃に比べてだいぶ減ってしまいましたが,大きな渦に巻き込まれるような感覚は長編小説ならではのものです。
 歳をとったせいか,近年は古典を選ぶ事が多いです。長い時間の中で朽ちる事がない,というのはやはり重い内容があるからなのでしょう。

 
by HarryTuttle (2012-12-09 11:25) 

007

上下関係は小生も同じく、、、不本意ながら仕事を貰う以上仕方無き事と思います、、、

今は正社員のサラリーマンもそれなりに厳しいらしく、良い話は聴きません、、、上手く適応し、自分のスタイルを構築するしかないと最近思うようになりました。
by 007 (2012-12-09 14:12) 

HarryTuttle

007様,いつもコメントありがとうございます。
 仰る通り,私も元の職場の後輩とちょくちょく顔を会わせますが,会社総体のやり方として納得のいかない事は多々あるにしても末端の彼らだけを責めても詮無い話かと無力感を覚える事はあります。
 何かしら大枠のありようがそもそも狂っている,常々そんな印象を持っています。
by HarryTuttle (2012-12-10 01:09) 

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