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X-Driveってそんなにいいものなのか?(モンキーレンチ考 その1) [便利そうな商売道具]

 設備屋稼業にとってレンチと言えばまずモンキーレンチではないか。メガネだのソケットだのというレンチ類は後回しだろう。この商売は何というか,いろんな意味で粗いところがある。ネジに接する作法は,例えば自動車整備のような職種の方々よりも粗く,荒い。いいも悪いもなく、とにかくそういう商売なのだ。
 俺の利用する住設資材問屋が言うにはここ2年くらいはパイプレンチの販売量がめっきり落ちてきているのだそうで,こうなってくるとますますもってレンチといえばモンキーだろう。何だかんだ言って厨房屋の作業のうち、手に持っている時間のかなりの割合はドライバーとモンキーだと思っている。

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 6月に手首の筋を痛めて以来,歳も歳なので楽のできそうな作業環境を整えておこうという気になり,たまたま小金があったので幾つかの商売道具を見直す事になった。
乗り込み用の手持ち道具でかねがね気になっていたのがモンキーレンチだ。
 モンキーはかれこれ20年くらいにわたってトップ工業のハイパーレンチを愛用し続けてきた。

URL:http://www.toptools.co.jp/tools/wrenches/173.html
P00010038-00.jpg

 道具フェチというわけでもないが,モンキーの元祖であるバーコの製品を含めても俺はハイパーレンチを初めて手にして以来他の製品に目移りした事がない。その経緯やら何やらについて書き始めるのは別の機会に譲るとして,いかにお気に入りのモンキーとは言え,どうもその重量がだんだん気になり始めてきた昨今だったというわけなのだな。

 それで何かいい後釜はないものかとあれこれ物色しているうちにロブテックスのモンキーレンチが目についた。商品名はハイブリットレンチといってグリップ部分を肉抜きしたうえに上下のジョーを削った軽量モデルだ。
 しばらく前に同じ修理現場に居合わせたホシザキのサービスマンが使っているのを見て以来,軽そうなフォルムが気になってはいたが、ハイパーレンチのバックラッシュの少なさには未練があったので,結局乗り換えるには至らずにいた。
 ところがそのうちX-Driveなる機構をもった新製品がいつの間にかリリースされていた事を知り俺はこれに注目した。

http://www.lobtex.co.jp/products/sagyo/um_xd/index.html
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 ジョーの根元の形状に工夫があり,ナットの角に当たる部分に凹みがあるのと通常2面のところを3面でコンタクトする事になるのでナット側から見て応力の分散が一カ所増えて,なめにくい事になるというのがウリだ。手首やら肘やらにいい加減ガタが来ていた俺はこれぞ新世代のモンキーだわいと迷わずに飛びつき、150mmから300mmまでの4サイズを一遍に買い込んだ。

 面白半分にそれまで使っていたハイパーレンチの同じく150mmから300mmまで4サイズの合計重量を比較してみると約450gくらいX-Driveは軽かった。これは大体,ハイパーレンチでいうと250mmのモンキー一本分の重量である。
 たかが450gというなかれ。道具箱に詰め込んで担いでみると確かにその差は実感できた。これで道具箱も少しは軽くなって楽ができるわいと俺は喜んだのが8月頃だったが実は現在,X-Driveは修理用の工具としては退役が決定済みだ。残念ながらこの買い物は失敗だった。
 
 続けていくと長いテキストになりそうなので,その問題点については次の機会に。
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くるみ

機能性もあり軽量なのは良いですね。例えは遠いですが携帯電話も初期に比べると機能も増え随分軽くなりましたね(笑) 約450g削減は大きいですね!!約ペットボトル一本分、カレーライス普通盛り一杯分(器抜き)となりますね(^^)d
by くるみ (2011-11-05 01:32) 

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