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店舗内での写真撮影 [グルメ気取りのバカを晒す]

 いつもいつも同じ事ばっかりを書くが,食べ歩き自慢のバカブロガー共が自分のブログ上にどこかの飲食店のメニュー(メニューブックではなく,サーブされた食べ物)の写真をこれ見よがしにアップするのが俺には何とも不愉快だ。
 ブログ云々は別にしても飯を食いにいった先でオーダーした物が出てくると何はさておいてもデジカメなり携帯電話なりを取り出して食い物の写真を撮る奴が珍しくも何ともなくなってきた。端から見るとバカそのものでこういたわけた真似をやる奴は女に多い。特に複数連れ立って来る女は低級な群集心理が働くらしくどこまでも下劣になる。

 一体全体どうしてこんな恥知らずな行為が横行するようになったのかと考えてみるにやはりデジカメの普及だろうと思い至った。もしもフィルムカメラしかなかったら食べ歩き自慢のアホ共は写真など取らずにただ食らっては会計を済ませていただろうと俺は確信している。フィルムの現像代で500円,24枚撮りフィルムをプリントして合計1000円弱の出費になるから一回分の食事代についてしまう。飯を食い終わってからすぐに結果を見る事も出来ないし現像を終えたフィルムからディジタルデータを起こすにはフィルムスキャナも必要だ。そこまでしてでも外食で何を喰ったのかを画像として記録しておきたいなんていうグルメ気取りブロガーなんて一体どれほどいるというのか。恐らくこうしてネット上に氾濫するアホ共のうちの1%にも満たないはずだ。

 俺からの見え方を書いておくと,ああいうバカ共はとどのつまり,何にもない連中なのだ。写真が好きなわけでもないし本当の意味での美食家でもない。ネットという不特定多数の誰かさん達に向かって話題にすべき事が1000円かそこらの食い物の事しかない貧困な精神生活の産物が食べ歩きだの何だのと垂れ流すゴミみたいなブログの山だ。

 俺の仕事上,雑談の最中にこういう話題が出る事はあるがオーナーの意見はおしなべて侮蔑的な感情を含んでいる。
 客を装って来店した同業者が自分の仕事の参考としてなのだろうがこっそり盗み撮りをしていく事例はままある。こそ泥まがいというか恥知らずというか卑劣千万というか,何せおよそ褒められた事ではないが,店舗スタッフにこれと誤解されかねない行為を働いているという自覚は食い物の写真を撮りたがるグルメ気取りのバカ共には耳垢ほどもない。あの阿呆共の頭の中にあるのは自分は客で金を払う立場なのだから店舗内で何をやったっていいんだという何の根拠もなく非常識な優越感だけだ。

 社会通念として,店舗内での写真撮影はご遠慮願います,というのが俺の中にある刷り込みだ。
気のせいかもしれないが魚屋で立ち止まって切り身の写真を撮っている奴とか,靴屋の店内でサンダルの写真を撮っている奴というのは見かけた記憶がないがラーメン屋の店内で湯気にレンズを曇らせながら写真を撮るバカは腐るほど見た。飲食店は店舗だと思っていないのだろうか。だとすれば随分この業界を小馬鹿にした態度だと思うし,そんな奴が垂れ流す食い物の事を題材にしたブログなど俺は読む気がしない。

 席数が50くらいあり,ランチタイムにはこれが2回転強するレストランでかれこれ20年以上頭を張っている知人がいる。彼が言うには,エチケットとして出されたメニューの写真を撮る人はホールのスタッフにこのメニューの写真を撮らせて頂いて良いかと打診するのが筋なのだそうで,全くもってごもっともだと俺は考えている。
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