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車上荒らしに遭う [お仕事上のぼやき]

 弱り目に祟り目とはこういうことで、ついていないときにはとことんついていない。
乗り込み用の道具箱が一つ、車の中から消えていた。車上荒らしだ。俺の中には殺意に近い感情が醸成されつつある。

 車上荒らしに遭うのはこれが初めてではない。会社勤めをしていた頃、15,6年前にも一度あった。その時の賊は忌々しいことに毎日一つずつ道具箱を盗んでいきやがった。
 
 昨日の俺は出来事に激怒して木刀を買い込んだ。実は今晩、一晩中起きていてもう一度泥棒が現れはしまいかと待ち構えていたのだ。家の前に止めてある俺の車を見張っていたが何も起きなかった。癪に障るが泥棒はついている。今日現れたら脳天をたたき割られて絶命していたことだろう。これは感情任せの物言いではない。俺は大まじめに賊を発見したら叩き殺すつもりでいたのだ。

 乗り込みの道具はドライバーやレンチ類が大半でさほど高価なものはない。とは言え日頃使い慣れて手に馴染んだブツがそっくりなくなったのは悔しい。これは金の問題ではない。人が生活の糧を得るための道具を盗もうというのだから盗む奴も命の覚悟くらいはしておくべきだ。頭に来たのは賊は結構車内を物色していたらしく、くたびれかけてそろそろ更新するつもりで補充しておいた新品のテスターを道具箱に追加してがめていったようだ。

 一昨日の修理では不慣れな作業だったため床を傷めて苦情が来た。パソコンのデータはさんざん金を使ったあげく結局復旧は出来なかった。おまけに車上荒らしである。さすがに俺も気が滅入ってくる。嫌になっちまうな、もう。
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