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四十肩に苦しむ日々 [日記、雑感]

 四十肩である。
ここ3ヶ月ほど猛烈な痛みに苛まれ続けてきてやっと昨日、それが「四十肩」という名前の症状であることを知った。

 上腕から肩胛骨あたりがとにかく痛い。寝返りを打つたびにいたくて目が覚める。服を着るときに袖に腕を通そうとすると飛び上がるほど痛い。肩を動かしてみると肩胛骨のあたりでゴリゴリとイヤな音がする。

 春頃までは、凝ったような怠いような感覚があった。首の関節がしょっちゅうコッキンと嫌な音を立てたりもしていた。こういったことは前触れなのかも知れない。

 整形外科にかかってみたが答えが判然としなかった。とにかく余り肩を使わないことだと言われて山のように沢山の湿布をあてがわれた。
 目下のところ、湿布の効能は全くない。全くないまま漫然と日にちが過ぎていくうちに、一体いつになったらこのロクでもない状態は緩和されるのかと焦り始めていたのだった。
 昨日、お仕事中に某農協職員様と雑談の最中に私はこれが「四十肩」と呼ばれる症状だと教えられた。その職員様も数ヶ月前には腕がまっすぐ伸びなかったり頭痛がするほど酷い痛みに悩まされていたらしい。
 『ああ俺は四十肩なのだな』と思うと何だか少し気持ちのモヤモヤが晴れた気がした。何とも言いようのない肩の痛みと四十肩という病名が判明している状態とでは何故か心理的に異なるものがある。

 ウィキで調べると痛みが治まるまでには半年以上もかかるものらしい。大体後3ヶ月ほどが目安になるわけだがそれでも目処の立ちようが見えていると何故か安心したくなる。病名が分かるというのは重大なことだと改めて知る。
 しかし今の時点で考えれば、整形外科の若い医師は何とも頼りない若造だったことになる。いつか何かで聴いたが、外来の医師は患者の病名を確定しなければならないので中堅以上の場数を踏んでいなければならないと言うことだった。初診の時点で「はいあなたは四十肩ですね」と言われていればもう少し違った心象風景での日々を過ごしていたはずだと思う。

 学生の頃、論文やレポートの書きかとして耳にたこができるほど教官に言われ続けたのが「トップヘビー」ということだった。もっとも伝えたいこと、結論はレポートの冒頭部分に持ってくるように文章を構成する習慣を身につけろと言われ続けたのだった。
 結論→検証(実験)→考察 という風に構成されているのが良くできた論文だという。この辺は実務にも重なる気がする。

 四十肩になって以来、皮肉に思うことは力仕事が増えたことだ。元々デスクワークは大嫌いだし力仕事くらいしか能がないのにその力仕事に半年以上も支障をきたすようでは私のお仕事、ひいては生活は大いに危ぶまれるのだ。あと3.4ヶ月をどのようにして乗り切るかが大きな課題である。


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